【"マトリックス ネオ"に学ぶ、進む力】
マトリックスを見ている大前提で話す男ハリボテです。
作中序盤、モーフィアスが主人公ネオに選択を迫るシーン。
青い薬を飲めば物語はそこで終わり、ベッドで目覚める。そしてそのまま信じたいものを信じ続ければいい。
赤い薬を飲めばこのままこの不思議の国の正体を見せてやる。
有名な場面ですね。
いつでも赤い薬を選ぶ人でありたい、そう思うハリボテでした。
そんじゃまた。
……ツイートかな?
終わんねぇよ
目次ね
迫られる2択
要は青い薬を選んでその時点まで起こったことをすべてなかったことにして、日常に戻るか。
それとも赤い薬を選び言葉では説明できないが確かにある、真実を知るか。
の2択ですね。
実際はマトリックスに対抗しうる選ばれし者として、人類に真の自由をもたらすために戦うかという選択なんですが。
この時点ではまだネオはその日起きた不可思議なことに説明がつくように、そして自分が漠然と感じている得体の知れない違和感を取り払うために赤い薬を選びます。
ここが肝。
別にこの時点でお前は選ばれし者、すごいヤツなんよって電話越しでそれとな~く、一言でしか伝えられてないんですよ。(結局後でお前やっぱ違ったわみたいに言われるし)
お前は俺を探していたかもしれないが、俺は生涯かけてお前を探してたとか。
普通に言われたら、ぞわぞわですけどそんくらいのことしか言われてない。
あとはモーフィアスに会いに行く道中。
エージェントに取り調べられた時、口が塞がって喋れなくなったり、虫みたいなんがヘソの中に入り込んだりが現実だったんだとたまげてますけど。
なんかどんどんヤバいこと起きるな、なんなんコレ状態ですよ。普通にパニックんなるとこ。
日常も大事にしていた
それまで行きつけの店があったり、定職に就いていたりと普通の人生を送っていた人がびっくり仰天世界に転がり込んでいく。(ハッカーは普通ではない)
遊びに誘われても仕事だからと断り(そうになり)、
仕事に遅刻をして、規律を守るか仕事をやめるかと上司に迫られた時には二つ返事で返してるんですよね。
日常を捨てるつもりはなかった人なんですよ。
チャンスは掴む
だけどもずっと違和感を持って生きていたのは確かで、答えを求めていたネオ。
だから自分の探求心、抱えた問題の答えをつかめるかもしれないチャンスに恵まれたとあらば躊躇なく進む道を選ぶんですよね。
そのあとに現実を受け入れきれずに一度挫折、もといショックでぶっ倒れますが。
目覚めれば後戻りはできないんだと悟り、また進む道を選びます。
もうね前に進もうという気概がすごい。
打ちのめされても進む
現実の世界はAI(マトリックス)によって人類が支配されているというかなり残酷な現状。
仲間の中には現実世界に絶望して目覚めなきゃよかった、こんな現実なら偽りの世界で悠々自適に過ごす方がイイっつって裏切るヤツもいる。
そんな中でもネオは前に進む決心をし続けるんですね。
平穏な日常もぶっ壊してもいいと進み、無情な現実を見せられても前に進む。
変化を求め前に進む者に道は開けるのだなと思いました。
前例は自分で作る
モーフィアスが仲間の裏切りによってエージェントの手に落ちた時には、自分は選ばれし者ではないと思いながらも敵陣に突っ込み救出をすることを試みます。
エージェントには過去誰も敵う者はなく自殺行為だと諭されてもなお、です。
ここでアメリカの詩人ロバートフロストの有名な詩、
"選ばれざる道"
の精神も持ち合わせているなと。
要約、こんな感じのことを書いています。
「二つに分かれていた道の人があまり通っていなさそうな、草がぼうぼうに生い茂っているほうを選ぶ。
その選択が大きな違いを生み出した。」
誰もが無理だと言おうが自分がそうできると信じた道を進み続ける固い意志、そして決断力。
が行動に現れているなぁと。
ネオさんかっけぇ。
まとめ
終盤、主人公パワーMAXでエージェントも打ち滅ぼしマトリックスに対抗しうる救世主であることを証明したわけですが、もうかっこよすぎまへんかね。
モーフィアスによるガイドや、愛の力で死の淵からよみがえるスーパー展開などありましたが、それら含めて主人公って感じですわ。
まぁ1作目ではエージェントに打ち勝つだけで荒廃した現実世界が変わったわけではありませんが、
そんな世界観だからこそ主人公ネオによる邁進し続ける姿勢がより際立って見えました。
足場は良好、視界も明瞭、なんの不安もない道を選びそうになる時。
一度考えてもいいからリスクはあってもワクワクする方、自分の追い求めるものが先にあると信じられる道を選べるようになりたいなと。
そしていつでも赤い薬を選ぶ人でありたい、そう思うハリボテでした。
あれ?デジャヴ??グリッチ起こしてるやん
そんじゃまた。