なんでもかんでも馬〇に合わせるな。
ハリボテです。
仲良しこよしの非競争社会、すべての人が満足する仕組み、三方良しどころか全方良しが正義とする今の世の中どうなの?
ってそんなお話。
幼稚園の運動会や劇の発表会で自分の子供がかわいそうな思いをしないように親がでしゃばりすぎているというのをよく見聞きします。
例としては。
運動会のかけっこで最下位の子をつくらないように最後はおててを繋いでゴールとか。
劇の主役の子を一人に決めず何人にも演じさせて白雪姫が4人みたいなわけわからんことになっていたり。
まぁ子供がやってること自体は見ていてほほえましい限りですが、そういうのを見ると大人の意地汚さや浅はかさが垣間見えてイヤになります。
あぁ~文句付けた親がいるんだろうな~とか、
そもそも幼稚園側が最初からそういうクレームが起きないように配慮してこうなったんだろうな~とか。
なんでもかんでも配慮しすぎでしょ。
あれやこれやって好き勝手言うだけ言ってなにもしない人たちに合わせているからこうなるんだよ。
無視無視、ノイズだろそんなの。
クレームつけるような人たちって自分たちは意見を言う権利がある、そして意見を言ってそれがまかり通らないのはおかしいことだ、自分の意見が通らないこんな所淘汰されていくって、思ってる節あるんだと思います。
意見を出すのはいいことよ。
されど突拍子もないことや理不尽なことをどこでも誰にでも言える権利は誰にもないんですよ。
だからそもそも淘汰されるのは理不尽なクレームをつける方。
なのにクレームをつけられる側はそれを受け入れることが良し、みたいな風潮になっちゃってる。
それでクレーマーは付け上がり、受ける側は損をするみたいな構図が出来上がっている。
企業もしかり。
大多数の人たちのユーザビリティを無視してるような変更とかありますよね。あれなんなの。
声だけはデカいクレーマーの意見しか見ていないんじゃないのかってくらい。
アンケート結果だったりしたらそもそもアンケートの取り方に問題があるよね。
テレビもそう。
やれ忖度だやれコンプライアンスがって急に浸透した感が否めないんですが。
見てる人たち一人残らず納得するようなモノづくりしか目指してないから、独創性のカケラもない番組しか生み出されなくなった。
クイズ、大食い、過激性は取っ払ったあたりさわりのないバラエティで埋め尽くされている。
そんなんだからインターネットに簡単に追い越されて見るからに衰退の一途を辿っていっている。
(全盛期のうま味に味を占めてあぐらかいてふんぞり返ってるだけの時代遅れテレビマン、代理店たちのせいとも言えますが。)
とにかく世の中全員が納得するようなことって無理だと思うの。
こんなに窮屈な世の中になってもまぁだ文句付けるやつなんてワンサカいるわけでしょ。
そういう人たちはたぶん、いや絶対なんにでも文句付けるの。
だからそういう人たちにかまうことってほんっとうに非生産的なことだと思う。
ただ規制が強まっていくばかりで何も建設的なことは成されない。
苦し紛れに生み出されたものはトガッてないお利口さんな丸いモノ。
規制の中で新しい発見とかもあるのだろうけど、それって結局後ろ向きな姿勢から生まれるモノでまたすぐに衰退していくのでは。
売り手の人たちが買い手からもらって有意義な意見というのはクレームとは言われないでしょ。
今はクレームも貴重な意見も一緒くたにされていて、なぜかみんながネガティブな意見にしか目を向けなくなっている。
これじゃ業界がとかより先に日本がどんどん衰退していくことになるでしょ。
結局クレームをつけるようなやつは自分の思い通りにならないと駄々をこねる赤ちゃんなんだから。
ビジネスにおいてもなんでも専門でやってる人たちの声じゃなくて赤ちゃんの声に耳を傾けるんですかって話よ。
それで上手くいく、いってると思うなら末期も末期だよ。
文句垂れてるばっかのヤツの話しか聞けない世の中にこの国に、
自分の先行きが心配になるハリボテでした。
そんじゃまた。